2019年3月29日 尼崎城 展示工事
兵庫県尼崎市 施工期間:1月15日~2月28日
元和3年(1617)、譜代大名戸田氏鉄に尼崎城を築城させ、大坂の西の守りとしました。
尼崎城は、翌元和4年(1618)から現在の北城内 ・ 南城内の約300 メートル四方に、甲子園球場の約3.5 倍にも相当する、3重の堀、4層の天守を持つ広大な城として数年の歳月をかけて築造されました。
しかし、江戸時代が終わり明治時代になると、尼崎城はその役割を終え、明治6年(1873)に廃城が決まった後、城の建物は取り壊され、堀も次第に埋められていったために、全くその面影を残していません。
平成27年11月、旧家電量販店の創業者である安保詮氏から、創業の地である尼崎において尼崎城を建築し、市に寄附するご意向が示され、平成30年11月30日竣工、平成31年3月29日一般公開となりました。